突然ですがどちらの方が体は良くなるでしょうか?
A.痛いところをしっかりほぐす。
B.まず痛いところには触らず最後にほぐす。
答えはBです!
一般的に、痛いところにシップを貼ったり揉んだりすると良くなりそうな気がしますが、それは間違いです。
仮にそれで治るのであれば、こんなに腰痛やひざ痛で困っている人いないですよね。なぜ痛いところは最後にほぐした方が良くなるのか、体の仕組みを知れば簡単です(^^)
▼そもそもなぜ痛くなるの?
日本整形外科学会によると、日本全国の腰痛患者さんは3000万人いると推計されています。
ひざ痛(変形性膝関節症)の患者数は2530万人いるといわれています。今では国民病とまで言われていますが、なぜ痛くなるのでしょうか?
まず痛い所の近辺は筋肉や関節が固くなっている所が必ずあります。
これは分かりますよね?
ではなぜ筋肉や関節が固くなるのか?
それは血液循環が悪くなっているからです。
血液の中に筋肉や神経に送る栄養が含まれていますので、要は栄養不足になるんですね。さらに血液循環が悪いと、痛めている部分も回復できなくなります。
ではなぜ血液循環が悪くなるのか?
それは骨格がゆがんでいるからです。
骨格は環境に適応するため元々ゆがむようにできています。しかしゆがんだ状態が長期間続くと、そのまま慢性的な固くなってしまいます。
すると血の流れが悪くなります。例えるならまっすぐの道が、くねくね曲がりくねった道になるような感じですね。まっすぐの道の方が通りやすいのはイメージできますよね。
ではなぜ骨格がゆがむのか?
この原因が千差万別なんです。例えば、
✅過去のケガの後遺症(骨折・脱臼・捻挫・肉離れ・突き指・交通事故・気づいていない筋損傷など)
✅日頃の姿勢からくる慢性的な筋肉の固さ。
✅部分的な筋力の低下。
✅自律神経や内臓の不調。(食生活の問題・便秘・水分不足・睡眠不足・ストレスなど)
✅手術の傷跡。
などなど様々な原因があります。つまり痛いところ以外に体を悪くしている原因が隠れているんですね。結局はこの原因を見つけ出して治す事こそ治療の最大のポイントです。
原因を治せれば、骨格のゆがみが正常化し、血液循環が良くなります。
すると全身の筋肉や関節のコワバリが取れて、その結果痛みも良くなるという流れで体は回復します。
このような体の仕組みがあるため、痛いところはまず無視して原因を治す。それでも残る問題があれば最後に痛いところを治す。という形が一番自然に体が良くなる原理原則です。
すべての医療の目的は、症状を治すのではなく、体が治る環境を整え自然治癒力を最大化し、勝手に症状が良くなるという事を目的としています。(薬やオペも)
そういった意識で取り組めば必ずいい方向へ進みますので、お悩みの方はまず原因を探しにお越しください。
初回はお試し価格で診ておりますので、お気軽に問い合わせくださいね。