【ひざ痛】ひざ外側の痛み ~腸脛靭帯炎~
2023.01.28
スポーツでくり返す痛み膝痛
九州大学近く~ハスノハナメディカルケアオフィス~より
今回はひざ外側の痛みについて
多いのが腸脛靭帯炎という症状です。
長距離ランナーやサイクリング、スキー、サッカーなどで競技で多くみられます。
腸脛靭帯は骨盤からすねを結ぶ靭帯です。
ひざ外側に骨の出っ張り(外側上顆)があり、ひざの曲げ伸ばし動作で腸脛靭帯と骨の出っ張りが摩擦して炎症が起こります。
特にひざを20~30°曲がった中途半端な角度で摩擦が強くなるため痛みが起こりやすいです。
一般的な治療としてはアイシング・安静・腸脛靭帯のストレッチが多いようです。しかしこれだけでは、一時良くなっても競技を再開するとまた痛くなるという繰り返しに陥る事が多いです。
治し方として大切なのは、なぜ腸脛靭帯が固くなっているのか?なぜそこに負担がかかっているのか?という事を体全体からひも解くことです。
原因となりやすいのが、➀骨盤・股関節の固さ ②足首の固さ ③反対側の脚の問題 などが多いです。
こういった所に問題がないかチェックしながら体の悪い癖を取ることで根本的に問題解決できます。
ひざの外側が痛い、また長引く痛みでお悩みの方は一度ご相談ください。