食べ過ぎ、飲み過ぎで腰痛になる??
2019.03.14
腰痛

「飲み会の次の日は腰が痛くなるんだけど関係ある?」「今朝は腰が痛かったけど、昨日食べすぎたせいかいな?」といったご質問をよくいただきます。

答えから言うと、大いに関係しています!

特に腰痛で悩んでいるけど、食べ過ぎ・飲み過ぎが関係していないと思っているあなたは、メカニズムをしっかり理解していただければと思います。

 

早速ですが、なぜ食べ過ぎ・飲み過ぎで腰痛になるのでしょう?

これにはズバリ「肝臓」が関係しています。肝臓は体内に入ってきた物質を分解・解毒する役割があります。

 

例えばお肉を食べると、分解するときにはアンモニアという物がでるのですが、肝臓がそれを尿素に分解します。

お酒を飲んで、それを無毒化するのも肝臓です。

 

食べ過ぎ・飲み過ぎる事で、肝臓に負担がかかり続けると肝臓疲労を起こします。

肝臓は筋肉で出来ていますから(他の臓器も筋肉です。)、疲労すると肩がこるように肝臓も硬くなります。

硬くなると肝臓自体が重くなりますので、通常の位置よりも下に下がってきます。すると右肩も下がってきます。

腰痛持ちで右肩下がりのあなたはこの傾向が強いかもしれません。

 

肝臓が落ちてくることで右肩が下がってくると、骨盤は右にズレます。お尻が右に出るような形ですね。

結果腰が痛くなったり右のお尻が痛くなったりという症状へ発展してしまいます。場合によっては右の坐骨神経痛なんかも引き起こしたりします。

要は肝臓疲労のせいで体が歪み痛くなるという事です。

 

また肝臓が疲労すると便秘にもなります。

メカニズムは上記と同様で、肝臓が落ちてくることで腸を圧迫してしまいますので便通が悪くなってしまいます。

するとまた体の中に毒素がたまり肝臓に更なる負担をかけるという悪循環になります。

便秘でお悩みの方は、肝臓疲労が起こっているかもしれません。

 

腰痛でお悩みのあなたは、こういったメカニズムもあるという事をご理解いただいて、施術だけでなく食生活にも配慮しなければいけません。

厳密に言うと、食べる物や時間に注意しなければ行けませんが、まずは食べ過ぎない・飲み過ぎないから気をつけてくださいね。

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