「体の痛み」と「花粉・PM2.5」の関係
2019.03.26
腰痛肩痛頭痛

今年の花粉はすごいですね・・・。ついに今年花粉症デビューした方も多いようです。ちなみに私も鼻水に苦戦しています。。くしゃみも止まらない・・・。

あなたもこんな症状ないですか?

 鼻水が止まらない。

 咳やくしゃみが止まらない。

 のどが痛い。

■ 疲れがとれない。

 夜中何回も目が覚める。

加えて、肩こりをはじめとした体の痛み・だるさはありませんか?もしかすると、「花粉・PM2.5」が関係しているかもしれません。

この時期は、寝違え・ギックリ腰・腱鞘炎などの症状が増えてきます。これには花粉・PMが影響していると言われています。

体の痛みとは関係ないように思えますけど意外ですよね。

そのメカニズムを知っていただき、健康に役立てていただければと思います。


なぜ体の痛みと、花粉・PMが関係するのでしょうか?

原因のひとつが、花粉やPMのせいで体の回復力が低下しているからです。
私たちの体は日常生活の中で、ごくわずかなダメージを負ってゆきます。体のゆがみなどがあれば、そうしたダメージも負いやすくなります。

とはいっても、通常であれば一晩眠れば治る程度のものです。

しかし花粉症の方は、睡眠の質が悪くなっているため、寝ている間にダメージを回復させる事ができなくなっています。
さらに体は、アレルギーに対して免疫反応を起こし戦っていますので、他のダメージを回復させるまで手が回りません。

ただでさえ体力を消耗している状態なんですね。

すると本来治るはずのダメージが治らずに、どんどん蓄積してゆきます。そして体の許容範囲を超えたとき大きな炎症が起こります。

その炎症が首に起これば「寝違え」、腰に起これば「ギックリ腰」といった症状へと発展します。
花粉・PMだけでなく、風邪などの感染症にかかっている場合も、同じようにダメージが蓄積してしまいます。

元々、腰痛・肩こり持ちの方は、日頃よりも体の回復が遅れるため、特に注意が必要な時期と言えるでしょう。


花粉症で肩こり持ちは、寝違えやすい!

花粉症になると、鼻をすすったり、咳やくしゃみもしょっちゅう出ますよね?
この時、首回りの呼吸に関する筋肉を強力に使っています。
こういった事が頻回に長期間くり返されるため、首回りの筋肉は疲労困憊しダメージが蓄積します。
すると肩こりが悪化したり、ひどくなると寝違えてしまいます。


デスクワークが多い方は要注意!
長時間のデスクワークや車の運転など、座っている事が多い方は特に注意が必要です。
座位での姿勢が長い方は、長時間前のめりの姿勢をとり続けますから、ただでさえ首肩まわりは硬くなっています。体のゆがみも起こりやすいです。
それに加え、前述のような花粉・PMの影響もプラスされますから、寝違えやすい環境が整ってしまいます。

鼻水・咳・くしゃみなどの症状と、「最近いつもより肩コリがきつい。」「頭がボーっとする」などの症状があれば、寝違えの前兆ですのでご用心を!


今すぐあなたに出来る事。

睡眠時間を長めにとる。

その日、体が負ったダメージを出来るだけ回復させましょう。お昼寝(15~20分)もかなり有効的ですよ!

水分をこまめに取る。

血液循環が促進し、体内の老廃物を排出しやすくなります。すると疲労がたまりにくくなります。「水」「ルイボスティー」を取るようにしましょう。特にルイボスティーはお腹にたまりにくく、ミネラル分も豊富ですのでオススメです。
飲んでいるものを、コーヒーやジュースからルイボスティーに変えただけで体が軽くなったと言う方も多いですよ!

長時間同じ姿勢をとらない。

人間同じ姿勢で過せる時間は、30分が限界です。それを超えるとだんだん体が硬くなってきます。30分に1回は席をたって少しストレッチしたり、歩いたりしましょう。

体のコワバリをとって姿勢を直していく。

これは施術で良くなりますので、最近体が重い・ダルい・痛いという方はご来院くださいね。

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