【ぎっくり腰 ツボ】 ぎっくり腰で動けない時に効果的なツボ
2019.05.25
腰痛

ぎっくり腰で、イスから立ち上がれない。動き出すときに激痛が走る。どうしようもない状態だ。そんな時の応急処置として効果的なツボをお伝えします。

そしてなぜこのツボが効くのかメカニズムをご理解頂く事で、ぎっくり腰の原因も分かりますよ!


ぎっくり腰に効くツボ【養老】↓↓

手首(手の甲・小指側)に骨のデッパリがありますよね?そのデッパリの下に養老というツボがあります。

このツボを手の平側に押しましょう!(1分ぐらい持続的に。そして小まめに押しましょう)

 

ただこれだけなのですが、ぎっくり腰に効くことが多いです。もちろん痛みが全部取れるわけではないですが、動けないときにはやらないよりマシになります!

ではなぜこんな場所がぎっくり腰に効くのでしょう??


そもそも、なぜぎっくり腰になるの?

ぎっくり腰は、腰が動いたらいけないところまで動きグキッと捻挫した状態です。つまり腰が動きすぎて痛めてしまいます。

なぜ腰が動きすぎるのかというと、股関節や肩甲骨が動かなくなっているからです。(いわゆる猫背のような状態になります)

例えば体を捻る動き。

本来は肩甲骨=50 腰=50 股関節=50 計150動くことで上手く体を捻っています。

しかしぎっくり腰になってしまう時は、肩甲骨=20 腰=90 股関節=20というように肩甲骨・股関節などが動かない分を、腰が肩代わりして限界を超えて動いているんですね。

すると「中腰になった時」「車から降りる時」「お子さんを抱っこした時」「重い物を持ち上げようとした時」などふとした動作でグキッとやってしまいます。


これをふまえ、なぜ養老が腰に効くのか?

養老を手の平側に押すことで、骨連鎖によって肩甲骨が動くようになるんです。肩甲骨が動くようになると、股関節も動きやすくなります。

その結果、腰が動きすぎる事がなくなりますから痛みが減ります。

ちなみに養老は寝違えにも効きます。メカニズムはぎっくり腰と同じで肩甲骨が動かない分を首で肩代わりし寝違えてしまいます。

なので養老を押して肩甲骨の動きを復活させれば首が動きすぎる事がなくなります。


ぎっくり腰にならないために

養老ですべての問題が根本的に解決するわけではありません。

「どうしても家じゃケアするの忘れる。」「自分の身体を気遣う時間がない。」「単純にめんどくさい。」という方にも、ツボはただそこを押すだけで一定の効果がありますのでお手軽ですよ!

ぎっくり腰予防のために・・・

■定期的に通院して全身の筋緊張・体のゆがみをとる。

■ご自身で運動・ストレッチなどで毎日ケアする。(歯磨きといっしょです。)

■通院や運動はめんどくさいから、せめてツボを押す。

どれか選んでやってみて下さいね!


 

 

 

 

 

 

 

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