【簡単30秒!】五十肩・肩痛に効くツボ
2020.02.20
肩痛

こんにちは!

今回は肩痛に効くツボをお伝えしたいと思います。ツボというと何かうさんくさいなと思う方もいると思いますが、メカニズムを理解すると効果があるんだなぁという事が分かると思います。

しかもツボは場所を覚えるだけで、後は軽く30秒ぐらい押せば効果が出ますので面倒くさがりな方にもオススメです。五十肩や肩こりなどでお悩みの方は是非試してくださいね!


早速ですが、そのツボとは「曲池」という肘の外側にあるツボです。肘を曲げたときにできる横しわの一番外側になります。押さえるとコリコリした感覚があったり、手までジーンと響くような感覚がでてくるかもしれません。

    

このツボを肘を軽く曲げた状態で30秒ほど押さえると、肩まわりの筋肉がほぐれて、肩が上がりやすくなるなどの効果が出ます。五十肩でガチガチに固まっているような症状でも、「上がらないなりに少し上げやすくなる。」「痛みが緩和する。」という方が多いですよ。


ではなぜ曲池を押すと肩が楽になるのでしょう?

曲池の場所は筋肉で言うと、腕橈骨筋という筋肉にあります。

この筋肉が固くなると腕が内巻きに捻れてきます。この捻れが肩にストレスをかけて肩が痛くなってしまいます。

腕橈骨筋をほぐすと腕の捻れが取れてくるので、肩のストレスも減り楽になるというワケです。

そもそもなぜ腕橈骨筋が固くなるのか?

まず身体が悪くなっていく順番として、末梢から中枢に向かって悪くなることが多いです。つまり首・手首・足首から悪くなっていきます。

●首は重力を一番最初に受ける部位です。

●手首は物を掴む・持ち上げるようなシチュエーションで最初に負荷がかかる。

●足首は歩くとき一番最初に地面からの反力を受ける。(床反力)

この3ヶ所がバランスを崩すとそのツケが中枢に回ってきます。ここでいう中枢とは肩や首・腰などですね。こういった状態が続くと、徐々に肩や首・腰が悪くなってきます。

これをふまえて・・・

普段の生活で、手指を使う時・物をグッと持ち上げる時などよくあるシチュエーションでは腕橈骨筋をよく使っているんです。そのため気づかぬうちに固くなっている事が多いです。

つまり肩が痛くなる前段階として、先に腕橈骨筋が疲弊し固くなっている。だから先に腕橈骨筋をほぐした方が肩が楽になる。そのツボが曲池というワケです。

ちょっと分かりづらかったかもしれませんね・・・。

ともあれ肩痛や五十肩でお悩みでしたら試してみる価値はありますので、是非やってみて効果があれば毎日.続けてくださいね。


今回お伝えしたのはあくまで一例です!肩痛の原因が股関節や足首、脇など人によって様々ですので、またの機会に別の方法もご紹介しますね!

 

 

 

 

 

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