ギックリ腰の原因は?
2019.01.08
腰痛

 

厳しい寒さが続いていますが、この時期に増えるのがギックリ腰です。

激しい動きで起こるのではなく、ちょっと中腰になった時や、車から降りようとした時などふとした動作で急激に痛くなります。

「筋・筋膜の損傷」「関節の故障」「ヘルニア」「炎症」など人によって痛める部位は違います。

ではなぜギックリ腰が起きてしまうのでしょう??

 

ギックリ腰を一言で言うと、「全身疲労」の集大成です。

経験がある方は分かるかもしれませんが、ギックリ腰になる前何かしら体の不調がすでに起こっています。

例えば、「肩こりがあった」「首が痛かった」「足が硬くなっていた」「倦怠感」などです。

こういった前兆に加え、デスクワークや車の運転など座っている時間が長くなったり、力仕事の量が増えたりと言うことが重なって、いよいよ体の疲労もピークに達します。そしてふとした動作で蓄積した物が限界を超え故障してしまうのです。

 

こういった背景から、ギックリ腰の治療では腰以外の場所に着目して施術します。肩甲骨の動きの悪さ、腕の硬さ、股関節の硬さ、足の硬さなど、全身のコワバリをとっていく必要があります。

 

全身マッサージすると言うことではなく、その人の原因を特定しながら必要箇所を施術します。すると、立ち上がるときの痛みや寝返りの痛み、歩くときの痛みなどかなり軽減します。

ギックリ腰は炎症が起きているケースが多いですので、1回の治療で痛みが0になることは少ないですが、歩いたり立ち上がったりといった生活動作は楽になり3日ほどで完治します。(関節や神経などをケガしているケースはもっとかかりますが・・・)

 

とはいえ、ギックリ腰にならない方がもちろん良いのですよね。

「ギックリ腰は全身疲労から」と言うことをご理解いただければ、日頃のケアがいかに大切か分かっていただけると思います。

 

腰痛以外にも肩こり・頭痛、膝痛などあるのであれば、ギックリ腰になる前にお越し下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

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