当院には、膝の痛みでお悩みの方が多くいらっしゃいます。症状はもちろん様々なのですが、階段を上る時に膝が痛い。という方がとても多いです。「膝が悪いから仕方ないか・・・。」と諦めている方も多いのですが、実はこれ、単純な事が原因で痛くなっている可能性が高いです。それは

▼実は膝の使い方を間違っているだけ。

「膝が元々悪いから。」「変形しているから。」「軟骨がすり減っているから。」という事はいったん置いといて、ただ膝の使い方が悪いばっかりに痛くなっている方が多いのが事実です。正しい使い方を覚えるだけでこの問題が解決すればそれが1番楽なので、階段を上る時に膝が痛いというあなたは是非試してください。

▼まずは悪い例から・・・。

どこが悪いか何となく分かります？

頭が膝よりも前に出て前屈み姿勢になると、膝の筋肉や関節にものすごく大きな負担がかかります。この上り方を続けていると、たとえ膝が健康な状態であったとしても痛くなってしまいます。

▼良い例

頭が上にグッと上がり背筋は伸びている状態。頭が膝より前に出ないように注意して股関節を伸ばすようにして上りましょう。

この上り方では、股関節・お尻の筋肉を使う事ができるので、膝の負担がかなり減ります。坂道なんかでも同じような意識で上るといいですよ。

▼ちょっとした事で身体は変わる。

今回は「膝の痛みが出ない階段の上り方」という事でお伝えしました。「頭が膝よりも前に出ないようにする。」「背筋を伸ばして股関節を意識する。」こういった事だけでも痛みの変化が実感できるはずです。

もはや知っているか知らないかだけです。

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